一般墓地
室内墓
永代供養墓
樹木葬
墓碑
自分たちの墓石を
建立する
石の種類や墓石の形、彫刻する言葉やデザインを自分たちで決める。
家族のお墓として想いをカタチにすることができる。
墓誌やプレート
スタイルが多い
石の種類と彫刻する言葉・デザインは規定のカタログから選ぶ場合が殆ど。
合同の墓碑がある
合同のモニュメントが建てられている場合が多い。
樹木を墓碑とする
緑の多い季節は美しいが、冬枯れの時期は非常に寂しい印象。
納骨形態
骨壺で納める
納骨室が満杯になったら古い遺骨から土に還していくので、永代に亘って納骨できる。
骨壺で納める
埋葬数が限られる場合がある。 期限付きと永代供養に分かれる。期限付きの場合、期限がくると永代供養墓に合祀される。
骨壺で安置後散骨、
または最初から散骨
一旦埋葬すると遺骨を取り出すことができない。
専用容器に入れ埋葬
※直接土に合祀される場合も。
一旦埋葬すると遺骨を取り出すことができない。
区画の場所
区画の場所、広さを
選ぶことができる
参拝ブースに遺骨が
運ばれてくるシステム
選べない
選べない
(墓誌付きタイプを除く)
主な費用
永代使用料
墓石代
霊園の所在地、区画の広さ、石のランクとデザインによって、価格が変動する。
永代使用料
墓石代
交通の便の良いところの墓地は、地価に合わせて永代使用料が高くなる。
永代供養料
永代共同利用権
散骨手数料
記名プレートや墓誌への彫刻はオプションとなる場合がある。
供養料
埋葬料
管理費
必要
区画の広さや園内設備の充実度によって決まる。
必要
建物の維持管理費も含まれるので、一般墓地に比べて割高になりやすい。
申込時の
支払い以後は不要
申込時の
支払い以後は不要
アンケートでは、3年連続「一般墓地」が後悔しない率トップの結果に。
一つの場所に落ち着いて眠りたいという日本人らしい願いや、亡くなった方とゆったり語り合うには個別の墓地が良い、という想いが反映されているようです。
Q子供は女の子だけでもう嫁いでいるから、私たちのお墓は継げないと思う。
息子夫婦に子供がいないので、お墓を継いでくれる人がいない。
鳳友産業グループの関連霊園では、4親等のご親戚までお墓を引き継ぐことができます。
例えば、ご長女様が嫁がれていてもそのお子様がお墓を承継したり、お子様がいらっしゃらないご夫婦のお墓を甥御様が承継された事例もございます。
Q今は孫がいて大丈夫だけれど、将来継ぐ人がいなくなるかもしれない。
永代供養墓が墓地内に併設されている霊園では、ご遺骨を永代供養墓へ移すことができます。永代供養墓では、経営主体のご寺院が、ご家族に替わって永代に亘りご供養してくださいますので安心です。
Q一般の墓地は墓石代や維持費がかかるから、負担が大きそう。
いわゆる宗旨宗派不問の墓地では、購入時に土地代や墓石代、管理費などを支払いますが、購入後の費用は管理費のみとなります。
一方、樹木葬や永代供養墓を選択した場合、お一人分の費用は一般墓地に比べて安くなりますが、次の世代のお子様達はお墓を自分たちで準備しなければならなくなります。費用も都度かかりますから、お子様・お孫様が支払う費用を合算すると、一般墓地より高くなる可能性があります。また、先祖のお墓の場所が一定せず、先祖供養をどうすればよいか、の問題も残ります。単純に一時に支払う費用だけを考えずに、次世代以降の供養も考えてご検討ください。
Q子供達にお墓の相談したいのだが、まだ早いと取り合ってもらえない。
お子様達は今はお若くて、お墓は遠い将来のことと思っていらっしゃるかもしれませんが、誰しも年をとれば必ず考えなければいけないことです。お墓は家族の歴史が詰まった心の財産です。様々な思い出を語り合いつつ、一緒にお墓を作った記憶はお子様達にとってもかけがえのない宝物になることでしょう。しかし、体が弱ってしまうと、なかなか明るい気持ちで取り組めません。また、日程に余裕があれば、費用の準備にも時間をかけることができます。お元気な時にご家族みんなでお墓のことを考えていただくことをお薦めします。
小林邦男様
建功寺菊名墓地(鶴見区馬場)
長年連れ添った妻は「永代供養墓でよい」と言っておりましたが、妻が亡くなっていざ実際に考えると、私は「やはりお墓参りがしたい」と思い、近隣の墓地見学を始めました。
鴨居や駒岡方面を見た中で菊名墓地に決めた一番の理由は自宅から近かったことですが、それ以外にも建功寺洗心庵受付の方たちが親切で、なんでもないよもやま話をしているうちに気持ちもほぐれて顔を見ると安心するというくらい、よい関係になれたからです。
石碑のカタチや彫刻の相談、法事の申込みや手配など、初めてのことだらけで戸惑うことが多いなか、私の考え方から家族構成に至るまで諸々の事情を把握してくれている担当の方に、いろいろ気軽に相談できるのも、たいへん助かりました。
本音を言えば決して安いとはいえませんが、ずっと永く使うものですし、ましてや大切な家族を守ってもらう場所になるわけですから、お金には換えられない安心感と繋がりをもつことができた菊名墓地に決めて良かったと思います。
野国昌孝様
合掌の郷 町田小野路霊園(東京都町田市)
最愛の長男が、野球の練習中に倒れ帰らぬ人となり、七七忌を機にお墓探しを始めました。
長男は小学~大学と野球一筋。社会人になっても好きな野球を続けていました。皆から頼りにされ慕われる人柄で、いつも仲間の輪の中心的存在だったその彼が、練習中に突然亡くなったので友人達も心痛深く、お墓は近いところにしてほしいという声が私の所にたくさん寄せられました。
町田小野路霊園は、家から近いのはもちろん、駐車場も広いし、仲間も自由にお参りできる所。高低差がなくフラットで、年を取っても楽にお参りができる環境と交通の利便性を考慮して決めました。
亡くなった当初は私も家内もとてもつらかったのですが、この自然の中で風が話しかけてくれるような気がする時もありますし、お参りに来るたびに管理事務所の方々がよくしてくださって、本当に心癒されました。
野球一筋だった息子にちなんで、花入れは野球ボールのように丸く、香炉は愛車アウディのフォームをイメージしました。和風のお墓も良いですが、長男は住宅メーカーに勤めていたので、デザイン性のあるものにしたいと思っていたら、ちょうど園内に展示してあるものが目に止まりました。家のようにどっしりと安定感がありかつ流れのあるデザインで、息子の生きた証を残すのはこれだ、と思いました。
1周忌には、友人やお世話になった方々にお集まりいただいて、泰鳳閣で法要をしました。お墓だけでなく、1周忌のことも管理事務所のスタッフが相談役になってくれたので、無事終了し満足しています。
お参りの時には青山学院のグランドから野球の練習の声が聞こえてきて、「きっと今頃お墓を抜け出して、檄を飛ばしに行ってるよ」と家内と言い合っています。
1周忌、3回忌、7回忌も仲間が自由に集まり、まるで同窓会の雰囲気で生前の話で盛り上がって解散し、改めて健康のありがたさを感じ、息子の仲間から活力をもらっています。近隣にこのような場があり、そこのスタッフの方の優しい声がけがいつもあり、またお墓も季節毎の花の手入れもあり、安心して気持ちよくお参りできていますので、日々感謝しています。