おのじ通信 6ページ目
「おのじ通信」Vol.53 2018年12月10日(山本編集員)
仕事や学校などの関係で年末年始にしかまとまった休みがとれない…という方も多いですよね。また、命日が年末年始の期間にあたる場合は、命日にお墓参りをしたいという気持ちもごく自然なことです。
そうでなくても、皆が集まる機会の多い年末年始は、家族そろってお墓参りをするよい機会とも言えます。
年末のお墓参りは、特にこの日に行なうという決まりはありません。
関東圏のほとんどの地域で、年末頃のからっと晴れたお天気はお墓周りの掃除に丁度良い時期になります。ふだんは手の回らないところまで、墓石の周りをきれいにしてあげると良いかと思います。
年末に大掃除を済ませておけば、お正月の三が日は、清々しく晴れやかな気分でお墓参りができます。ご先祖様に旧年の無事を感謝し新年の挨拶の気持ちを込めて、お花とお線香をお供えしましょう。
町田小野路霊園のお客様のなかには、お墓参りを済ませてから初詣に向かうという形で、お正月のお墓参りを年中行事にしているご家族もあります。
そもそもお正月は、歳神様と先祖の霊をお迎えしお祀りするためにあります。お正月飾りで歳神様をお迎えし、お墓参りでご先祖様と仏様に新年の挨拶を行ないましょう。
新年に子孫の元へ戻ってきたご先祖様は、私たちの今後の繁栄を温かく見守ってくださることと思います。
「おのじ通信」Vol.52 2018年10月19日(橋本編集員)
朝晩、日に日に涼しくなり、間もなく秋の彼岸を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の「おのじ通信」は、この秋開催のイベントをご紹介したいと思います。
2011年に始まった町田小野路霊園のエンディングノートセミナーも回を重ねて第13回!
今回のテーマは、「亡くなってから 通夜、葬儀、納骨までの流れを知っておこう」です。
もしもの時に後悔しないよう、お葬式の流れを知っておけば落ち着いて考えることができます。
町田小野路霊園専属の葬祭スタッフ、葬儀担当者が、実際のお葬儀のエピソードを交えながらわかりやすくお話し致します。
お一人は勿論、ご夫婦で、親子で、またはご友人と、是非ご参加ください。
さらに詳しく聞いてみたい方は、セミナー終了後に個別のご相談も承っております。みんなの前では聞けなかった方もこの機会をご利用くださいね。小さな疑問、質問にもお答え致します。
“第13回エンディングノートセミナー”
- 日程:平成30年10月20日(土)
- 時間:午前10時~午前11時50分
- 場所:合掌の郷 町田小野路霊園「泰鳳閣」大ホール
- (お茶・お菓子付き)
- テーマ:「亡くなってから 通夜、葬儀、納骨までの流れを知っておこう」
- 講師:町田小野路霊園専属葬祭部「鳳友葬祭」
こちらのセミナーは、予約制となっております。お茶とお菓子をいただきながら、ご一緒にお葬式のことをゆっくり考える時間を持ちませんか?
お申込みは、管理事務所で、お電話・FAXにて承っております。 お時間ある方、興味のある方、その他詳しいことをお知りになりたい方は管理事務所までご連絡下さい。
合掌の郷 町田小野路霊園
電話:042-737-1515
ファックス:042-737-1518
「おのじ通信」Vol.512018年8月6日(森編集員)
今年は例年にない異常な暑さが続いております。無理な外出は控えクーラーの効いた室内で過ごされている方が多いのでは、と思いますが、クーラーのあたり過ぎも特に女性は気になりますね。主にクーラーによって繰り返される温度差が原因で起こる自立神経の乱れを“冷房病”と呼ぶそうですがまだまだ続く猛夏。夏バテを残さず、秋を少しでも快適に迎えられるように解消法をお伝えしてみたいと思います。
クーラーの効いたところとそうでないところを何度も行ったり来たりすることで、体は急激な気温差を感じます。するとその温度差に体がついていかず、暑いのか寒いのか混乱してしまい、自律神経のバランスを崩してしまうのです。自律神経は血液の流れの他、胃腸の働き、ホルモン分泌調整などの機能もあるため、乱れると消化機能の低下やホルモンバランスの乱れによる頭痛などを引き起こします。
“暑さ対策真6ヵ条”
1.体を外から温める
今は店内や電車などもクーラーがしっかり効いていますので、さっと羽織れるカーディガン等は必須アイテムですね。
2.体を中から温める
暑いときは食欲がなくなりがちですね。しかし偏った食べ方などで栄養不足になると、代謝が悪くなり更に冷えるという悪循環に。夏はのどごしのいい冷たい食べ物を食べたくなりますが、なるべく温かい食べ物、飲み物をとって体の中から温めるようにしましょう。
*積極的に摂りたい!体を温めてくれる食材
ショウガ、ネギ、ニンニク、玉ネギ、唐辛子、かぼちゃ、鶏肉、アジ、さば、チーズ、香辛料の効いたものなど
3.エアコンの設定温度は「外気との差-5℃」を目安に
4.お風呂は38~40℃の湯船にゆっくりつかる
夏はシャワーで済ませがちですが、ゆっくり体を温めることで血行が良くなり汗を出すことができ、自律神経の回復につながります。そのほか新陳代謝が促進され、疲労物質が排出されやすくなるので、肩こりや腰痛、倦怠感などが緩和されます。ツボ押しも効果的です。入浴中やお風呂上がりに、ぜひお試しください。
*三陰交(さんいんこう)
くるぶしから指4本分上にあり、押すと骨盤内の臓器の血流が増え、下腹部の冷えに効きます
5.定期的な運動
適度な運動は、自律神経を整え、運動して汗をかくようにすると体温調節機能もアップし、クーラーによる急な温度差にも対応できるようになります。
6.規則正しい生活
睡眠や食事など生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることで体調は回復します。良質な睡眠を十分にとりましょう。
猛暑の現代日本ではクーラーが欠かせない存在ですが、温度設定を見直し、また入浴や運動などの対策や工夫を取り入れて、冷房と上手に付き合っていきたいですね。この猛暑のなかお参りにいらっしゃる皆様、お疲れさまでございます。日傘で日影をつくってお掃除していただく、お参り後は休憩所で一息入れてからお帰りいただく、など暑さ対策をなさってくださいね。
暑さはまだしばらく続きそうですので皆様どうぞご自愛の上お過ごしください。
「おのじ通信」Vol.502018年5月17日(林編集員)
“お盆提灯を灯す意味ってなに?”
子供の頃、おばあちゃんが「ご先祖さまが帰ってきたよ」と言いながらお線香を上げていたのを思い出しますが・・・
お盆提灯の始まりには諸説あり、鎌倉時代に精霊を迎えるために庭先や屋根の上に高い竿を立て、その先に提灯を付けた高灯籠が始まりと言われています。
光は庶民の必需品であり、仏教の教えでは人々を照らす仏様の智恵を象徴する物として大事にされました。
庶民がお盆提灯を灯すようになったのは、その後ろうそくが普及し始めた江戸時代からと言われています。
お盆提灯の光は、亡くなったご先祖様が迷わず家へ戻ることは勿論のこと、あの世へお帰りの時にも無事に戻られるように目印として灯すものです。行き帰りの道を照らす心遣いなのです。
“提灯を灯しておく期間は?”
7月盆、8月盆ともにお迎えの13日~お見送りの16日まで提灯の明かりを灯します。
ご先祖様をお迎えする「迎え火」は13日夕方から夜まで灯し、日中は消しておく。14日・15日も同様にし、「送り火」となる16日は夕方から夜まで灯し、ご先祖様を送ります。
親戚がお盆供養などで集まる際には夕方から夜の点灯に加え、昼間でも灯しておきます。
基本的には夜中は消しますが、地域や家の習わし、遺族の意向によっては四六時中灯す場合もあります。
最近は電気や一部LEDなどの明かりが増えたため、夜間も長時間灯していられますが、種類により電球が熱を持ち危険なこと、また省エネの面からや夜間に灯りの見守りがいない場合は消しておくのが一般的です。
お盆提灯は時代の流れ、生活環境の変化などで大きさや形、種類も様々です。大切な先祖、故人の道標となるお盆提灯の灯りは、日本の夏の風物詩とも言えるかもしれません。
先祖や故人を偲び、冥福を祈り、今日ある自分を顧みるというお盆の考えは昔から変わらず、感謝の気持ちを込めた供養の証がお盆提灯なのです。
合掌の郷 町田小野路霊園でも5月19日(土)よりお盆提灯をはじめ、様々なお盆に関する商品の展示・販売を行います。ご購入された方には特典もご用意しております。
是非お誘い合わせの上、ご来園ください。
お盆用品展示会
- 日程 5月19日(土)~6月24日(日)
- 場所 合掌の郷 町田小野路霊園 泰鳳閣 大ホール
「おのじ通信」Vol.492018年2月15日(小池編集員)
例年にない寒い毎日が続き、インフルエンザの流行や、寒波に大雪、そうかと思えば既に花粉症が始まっている方もチラホラといらっしゃる様です。
先日あるお客様に、「お墓参りは午前中が良いと聞いたのですが、午後は良くないですか?」とご相談を受けました。
地域などの考え方によっては昔から「お墓参りは午前中」と言われているようですが、基本的には決まりはなく、もともとは大切なお墓参りは「後回しにしない」、「一日の中でお墓参りを優先する」という考えから来たもので、大切なご先祖様の墓参りを後回しにする気持ちを戒めたものだそうです。また、“逢魔が時”と言い、“魔”が出やすく、霊がつきやすいなどの迷信もあったそうです。
実際は安全面から見ると、お墓は暗いところや足下の悪いところにあることが多いため(地域によりますが)、明るい日中のなるべく早い時間に訪れた方が、転倒などの危険も少なく良いとされました。
また、お墓参りの際はお線香やお花のお供えだけでなく、墓地の清掃も行いますが、墓石の汚れを拭き取ったり、周辺の雑草を抜いたりするのに意外と時間がかかることもあり、明るい午前中早めに行くことで、ゆっくり丁寧に作業や墓参ができる午前がよいと言われたそうです。
しかし現代人は忙しく、お墓がお住まいの近くではない方もいらっしゃいます。午前中に拘るあまりに行きそびれてお墓から足が遠のいてしまい、お参りに出掛ける機会が減ってしまっては意味がありません。
お参りは思い立ったとき、無理せず、天候や体調に合わせて行かれるのが良いですね。
立春も過ぎ、暦の上ではもう春が来ています。町田小野路霊園でも白・紅と梅の花が咲き、春らしくなってきました。
気候の良くなるこれからの季節。是非お天気の良い日にお参りください。