スタッフコラム

スタッフコラム  vol.1 <26年1月>

はじめまして。この度、葬儀部門もスタッフコラムという形で、情報を発信させて頂くこととなりました。どうぞよろしくお願い致します。
初回は、私の体験から得た、葬儀の事前相談の必要性についてです。

私は数年前に母を亡くしております。まだ私が葬儀の仕事に携わる前のことであり、また、喪主を務めた父も葬儀に関しては全く無知でした。
母が亡くなった瞬間どうして良いかわからず、病院から紹介された葬儀社さんに全てを「お任せ」してしまい、「この後は、こうなります。こうして下さい。」「これは、○○円掛かります。」「これは必要です。」と淡々と打合せは進み、私達は「はい、わかりました。お願いします。」と答えるだけでした。
そして葬儀が終わると、葬儀内容には満足したものの、何百万円という請求があり、その金額に驚き、葬儀というものはそこまで費用が掛かるものなのか?という疑問が残りました。

その後、「葬儀」についてもっと知りたくなり葬儀社に入社をしたわけですが、葬儀担当者として感じたのは、以前の私と同じように、葬儀社にお任せしてしまうお客様が多いということと「葬儀ってこんなに費用が掛かるものなのか?」とおっしゃるお客様が多いことでした。

私がお伝えしたいのは、葬儀というものは、突然起こり、数日の間にたくさんの内容の打合せをして、何百万円という費用が掛かるものだということ。
大切な人を亡くした悲しみ、落胆は、計り知れないものであり、平常心ではいられないはずです。そういった状況の中でよくわからないまま葬儀を進めていくのは、精神的に非常に大きな負担となってしまいます。

「もしもの時は、どういう流れで、どういう選択ができるのか?」
「いくら位掛かるのか? 費用をもっと減らせないのか?」
「もしもの時に備えて、準備しておく事は?」
「家の宗派は?」
「どこの式場を利用できるのか?」

などを把握しておくだけでも、慌てずに済みますし、後悔やトラブルを回避する事にも繋がります。

以前は「生前に葬儀の話をするのは縁起が悪い」とよく言われていました。
しかし、生前に葬儀の相談をおこなう方が非常に増え、「葬儀セミナー」と題し、説明会が開催されることも多くなりました。また、書店では「エンディングノート」なるものが売られ、マスメディアでもさかんに取り上げられています。エンディングノートは、自分が亡くなったら「誰を呼んでほしい」「こういう音楽を掛けてほしい」「ここの式場で行ってほしい」など「自分の希望の葬儀」を書き留めて、残される方に引き継ぎ、その内容に基づき葬儀を執り行うというものです。

このように以前とは、葬儀に対する考え方が変わってきております。
ですから、お気持ちに余裕のあるうちに生前のご相談を、ぜひお勧めしたいのです。

鳳友葬祭でも、霊園のお客様を対象に葬儀セミナーを何度か開催し、ご参加いただいた方にエンディングノートをお配りしています。
(参加費は、無料です。開催日時は、当ホームページにてお伝え致します。)
鳳友産業グループ関連霊園をお持ちでない方も、近隣で開催される時は、ぜひご参加下さい。また、「セミナーの参加までは・・・」という方は、霊園やご自宅で相談を承る事もできます。事前相談のための資料も準備しておりますので、資料請求だけでもお気軽にお問い合わせください。
ご相談頂き、大切な方もしくはご自身の葬儀において何も後悔や心残りのない、心からのお見送り、お別れができることが私の願いです。
その為に私達は全力でお手伝いをさせて頂きます。

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平成25年4月東戸塚霊園にてセミナー開催

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平成25年10月町田小野路霊園にてセミナー開催

 

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