横浜のような土地だからこそ葬儀の負担は軽く
不幸は予期できるものではない
人の死期とは、突然やってくるものです。心の準備ができていたという人も時にはいますが、実際にそんなことはありません。誰もがやって来てもらいたくない瞬間だからこそ、心の整理がつかないまま時間だけが過ぎていってしまうでしょう。
その心情の中で、葬儀は行っていかなければなりません。時間もかかりますし、費用も掛かりますが、すべてが待ったなしです。時間の余裕もなく、準備もすべて並行していかなければならないのです。特に横浜のような大都市ともなると、準備なども簡単にいかないことも出てきてしまうでしょう。冷静に判断することができないことも出てくるものです。
まず、病院などで亡くなった場合には、死亡確認と死亡診断書を発行してもらわなければなりません。これが無ければ、病院から連れ出すこともできないため、必ず発行してもらいます。自宅の場合には、医師がいないので、検視医による死体検案が重要です。その後、死体検案書を発行してもらうことになります。
このあとに、葬儀社への連絡を入れることで、搬送することが可能です。葬儀を行う予定が決まっていない場合には、病院から手配を提案されることもありますが、あまりいい提案にならない可能性もあります。自分たちで選択できないということは、プラスにならないことも出てきますので、慎重な判断が不可欠です。搬送だけでもという時には、その後の葬儀は自分たちで手配するとはっきりと伝えておきましょう。そのまま手配が進んでしまうこともありますので、はっきりとさせるということが横浜でも大切です。
打ち合わせでははっきりと
葬儀を考えるうえで、どこに安置するのかということは重要でしょう。以前は、自宅に安置するというのが一般的でしたが、そこまでのスペースをとることができないことも増えています。そうなると、かなり負担が高まってしまうため、葬儀場の安置設備を活用する方法も考えられます。葬儀社に相談をすれば、適切な方法を提案してくれるので、相談をしてみると良いでしょう。
次に葬儀の準備をしなければいけません。安置が済むと、次の準備に取り掛かることになるため、細かな打ち合わせをすることになります。決めなければいけないことは、葬儀場の決定と日時、宗教者と火葬場の手配で、それに伴い費用の決定をしていくことになるでしょう。この辺りを打ち合わせしていくことになりますが、はっきりと話をすることが大切です。予算などもありますし、故人の希望があることもあるでしょう。そうした思いを実現することができるかどうかが、葬儀社の腕でもあります。中途半端に伝える必要はないので、はっきりと予算も伝え、見積もりを取ることが大切です。
この見積もりに関しては、すべて込みなのか、それとも入っていないものがあるのかをはっきりさせましょう。追加の料金がかかることもあるので、費用負担が増えてしまうことも出てきます。ただでさえ忙しい最中になるので、打ち合わせではっきりさせることが必要です。
負担の大きな葬儀だからこそ
通夜の準備に取り掛かっていくことになりますが、葬儀社がしっかりとしている場合、信仰も運営も任せることができます。会葬礼状や返礼品なども手配してもらえれば、負担はかなり減らすことができるでしょう。生花の手配もありますし、料理も考えていかなければなりません。これだけでも、大きな負担になってくることが分かるでしょう。そうならないように、信頼できるパートナーが必要になるのは必然です。葬儀告別式も任せることができれば、個人との別れの時間もゆっくり取ることができるでしょう。
出棺や火葬場でも、任せることができるかどうかが重要です。車両の手配だけではなく、現地での手配も簡単に進めることができるでしょう。実際に火葬場のことが詳しく分かるということは少ないものです。ほとんど訪れたことがない場所だからこそ、熟知したスタッフがいれば安心することができますし、滞りなく進めることができます。
初七日などは、本来時間をおいて行われるものですが、そこまで時間をとることができないことがほとんどです。先に行ってしまうことは問題がないため、同日に行ってしまうことが一般的です。こうした手配も任すことができる方が安心できます。
なぜならば、ただでさえ葬儀で負担がかかっています。その中で、場所の手配や料理の手配をするのは、かなりきついことです。任すことができれば、負担は軽くなり、自分たちが疲れや悲しみの中でミスをしたりすることもなくなるので、どこまで任すことができるのかを考えるべきでしょう。それでも、参列者の人数の把握や、挨拶などやらなければいけないことは、たくさん出てきます。よく悲しみに暮れる暇もないと言われますが、任せることができたとしてもそうなる可能性が出てくるでしょう。
横浜では、どうしても道路事情や場所の問題なども出てきます。葬儀の負担はできるだけ軽くすることが重要です。